週刊isologue

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ノート

週刊isologue(第550号)VCファンド資産の時価評価(2018年版IPEV その1)

今回から、未上場の株式や債権に関する評価基準である、IPEVの「International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines」の最新2018年版について、前の2015年版との違いも含めて内容を見ていきたいと思います。

今回は、このガイドラインの位置付け等について記載した序文等についてです。

ご興味がありましたら、下記

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週刊isologue(第549号)上場前後の資本政策(2019年8月9月)

今週は、2019年8月9月に上場した以下の7社、

ステムリム
ピー・ビーシステムズ
サイバー・バズ
アミファ
ギフティ
Chatwork
HPCシステムズ

の資本政策を見てみます。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

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週刊isologue(第548号)WeWorkについて考える(その3)

今週もWeWorkについて考えてみたいと思います。

最初に提出されたS-1に添付されているExhibit 2.1「Agreement and Plan of Merger」という文書は、(私が勝手に「セフィロトの樹」と呼んでいるw)以下の非常に複雑なストラクチャーへの変更に関する契約書でした。

この契約書には、探していた上場前の各株式の種類別の発行済株式数も載っていたので、ソフトバンクの持株比

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週刊isologue(第547号)WeWorkについて考える(その2)

今週もWeWorkについて考えてみたいと思います。

WeWorkを取り上げた先週号から、期せずして大きな動きがいろいろありました。
報道によると、創業者Adam Neumann氏はCEOを降ろされて会長となり、保有する株式(おそらくClass B普通株とClass C普通株のこと)の1株あたりの議決権が20個(一定の条件を満たすまでは10個)から3個に変更になり、Adam氏が単独で取締役を選任す

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週刊isologue(第546号)WeWorkについて考える(その1)

今週はWeWorkについて考えてみたいと思います。

WeWorkは、ご案内の通り、オフィスをシェアする会社です。WeWorkのS-1では「We are a community company」と名乗っています。

8月にS-1を提出して、その後上場する予定でしたが、最終ラウンドの増資をはるかに下回る株価となりそうになって上場を延期しましたし、大株主のソフトバンク等が創業者のAdam Neuman

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週刊isologue(第545号)海外オファリングの研究(その4)

今週も、メルカリの海外オファリングのドキュメントをもとに、日米のオファリング実務の違いを考えてみます。

(と言いつつ、今回はかなり他地域化や企業内での新規事業立ち上げなど、事業戦略上の話にウェイトがシフトしているかもしれません。)

目次とキーワード:

社歴
赤字
他地域進出の成否
既存事業をベースにした新規事業展開
ネット系ビジネスの社内で新規事業は今後も作れるのか?

ご興味がありましたら

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週刊isologue(第544号)海外オファリングの研究(その3)

今週も、メルカリの海外オファリングのドキュメントをもとにいろいろ考えてみます。

今週はリスクファクターのうち「ネットワーク効果」を維持成長させられるかどうかの点について。(「If we are unable to continue enhancing our user experience and engagement, we may fail to retain and expand our

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週刊isologue(第543号)海外オファリングの研究(その2)

今週も、メルカリの海外オファリングのドキュメントをもとにいろいろ考えてみます。

目次とキーワード:

目次
RISK FACTORS
Forward-Looking Statements
SAFE HARBOR
Securities Act 
Exchange Act

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです!

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週刊isologue(第542号)海外オファリングの研究(その1)

最近は、IPO時に海外の機関投資家にオファリングをする(投資してもらう)ベンチャー企業もいくつか現れてきました。

従来の日本のスタートアップというと、上場後で時価総額数十億円から100億円くらいの企業で、オファリングサイズ(公募+売出し等の合計)も数億円から十数億円といった規模のIPOが多かったかと思います。

こうした企業がIPO時に海外でオファリングをできるかどうかは、「CFOが英語ができる

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週刊isologue(第541号)今なぜ、ベンチャー投資のマインドが必要なのか?(その2)

もう3ヶ月も前の5月27日の第529号に、「今なぜ、ベンチャー投資のマインドが必要なのか?」ということについて書き、その後ごぶさたでしたが、今回は、この続きを考えていきたいと思います。

目次とキーワード:

世界のスタートアップ投資の推移
「スタートアップの常識」は「生態系」で形成される
「見えない産業革命」
時間のかかる革命
ソフトバンクのベンチャー投資の存在感

ご興味がありましたら、下記

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