週刊isologue

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ノート

週刊isologue(第538号)スタートアップ関係の質問にお答えするコーナー(第1回)

日本ではまだ珍しいSansanの「非参加型」の優先株の詳細分析の途中ではありますが、本日は、先日「スタートアップ インサイト backed by American Express」での講演

の東京の参加者の方々から会場で「Sli.do」でいただいた質問が、非常にいいものが多かったので、回答したものを掲載させていただきます。

●今は、スタートアップバブルではないかとも聞きますが、今後も投資件数や

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週刊isologue(第537号)上場前後の資本政策(2019年5月6月その3)

今回はSansanの資本政策、特に優先株式の内容を詳細に見てみます。

目次とキーワード:

優先配当金
残余財産分配と優先順位のデザイン
「非参加型」の採用
優先残余財産分配額の記載
普通株式への強制転換の計算方法
種類株主総会決議の記載は、これでOK?

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです!

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週刊isologue(第536号)上場前後の資本政策(2019年5月6月その2)

今回は、6月25日に上場したインフォネットの資本政策を、もうちょっと詳細に見てみます。

このインフォネット社、もともと福井で創業した会社ですが、2017年6月に創業者から発行済株式の100%がワンクッション挟んで現在の筆頭株主に譲渡されています。「創業者が会社からいなくなって全く別の会社が親会社になって、2年で上場できるもんなんだなあ」という例として検討してみました。

目次とキーワード:

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週刊isologue(第535号)上場前後の資本政策(2019年5月6月その1)

今回は「令和」以降の2019年5月6月に上場した以下の12社、

バルテス
大英産業
ユーピーアール
Sansan
日本グランデ
ピアズ
ブランディングテクノロジー
インフォネット
ヤシマキザイ
あさくま
新日本製薬
リビン・テクノロジーズ

の資本政策を見てみます。

今回は、Sansanが時価総額約1,800億円になってるのを除けば、あとの会社は全部、時価総額が約100億円以下です。

この

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週刊isologue(第534号)ベンチャーキャピタルGPの新ストラクチャー(その3)

今週は、CVCや銀行系VC、事業会社などの投資担当者にも、生み出されたキャピタルゲインの一部を還元するインセンティブを導入する必要性があることと、その手法について考えます。

■CVC等のインセンティブの仕組みが求められている

独立系のVCで標準的に使われるようになって来た「LLPをGPにするストラクチャー」は、企業を担当する個人のパートナーの能力を最も引き出す仕組みとして考えたものでした。

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