週刊isologue(第357号)Series B以降の増資の条件交渉(その1)

今回は、Series B(2回目)以降の増資時の優先株式の条件について考えてみます。

最初の増資は、(人生最初で勝手がわからないということはあるかもしれませんが)、「経営陣(創業者)vs投資家(エンジェルやVC)」なので、まだ比較的シンプルな構図です。ところが、2回目以降の増資となると、既存株主と新規の投資家とのプロ同士の「対戦」ともなりますので、話もややこしさを増してきます。

日本でも「優先株式でいいですか?」とお誘いしても「いいですよ」と言っていただける投資家が多くなってきましたが、まだ自ら積極的に優先株式を使う投資家が多くないのは、この2回目以降の増資の知識やイメージがまだ巷にあまり出回っていないからということが大きいのではないかと思います。

つまり、「ゴールにボールが入れば1点」といったルールがわかればサッカーに参加することはできますが、それだけで「自分が監督になって他校との試合に勝つ」「W杯出場を目指す」といったことが可能かというと、それは難しいわけで、「試合」で何が起こるのか(どう楽しいのか、どういう作戦でいくか)をイメージできることが重要じゃないかと思います。

今回から、米国の動向なども踏まえて、どういう「試合」が行われているのかをイメージしてみたいと思います。

目次とキーワード

WSGRの2015年第3四半期のレポート
前のラウンドとの残余財産分配権の関係
倍率と参加/非参加型
時系列のトレンド


ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

この続きをみるには

この続き:61文字
記事を購入する

週刊isologue(第357号)Series B以降の増資の条件交渉(その1)

isologue

250円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートは(今までほとんどしていただいたことないですしw)、ご無理いただかなくて結構です。ご興味があれば「週刊isologue」の定期購読、個別の記事の購入など、よろしくお願いします<(_ _)>

どうもです!
5

isologue

スタートアップやファイナンスについて考えるブログ。「週刊isologue」は定期購読マガジンです。 フェムトパートナーズ ゼネラルパートナー磯崎哲也が書いてます。 https://femto.vc/ 「起業のファイナンス」「起業のエクイティ・ファイナンス」という本を出しています。

週刊isologue

ベンチャーをはじめとする世界の企業について、ファイナンスの観点から考えるマガジンです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。